サステイナブル・インフラ研究センター設立記念シンポジウムを開催

概要

2025年11月11日にサステイナブル・インフラ研究センター設立記念シンポジウムを大阪大学 銀杏会館 阪急電鉄・三和銀行ホールにて開催いたしました.

講演内容

貝戸清之教授(大阪大学)から,当センターの役割と今後の課題に関する紹介がありました.科学と政策の好循環を達成し,インフラ群マネジメントへ貢献する必要性を解説されました.また,国際展開や他分野・異分野連携の必要性について述べられました.

小林潔司名誉教授(京都大学)から,循環型社会の形成に関する紹介がありました.サステイナブルインフラストラクチャー研究では,インフラの長寿命化やメンテナンスが容易な設計の他に付加価値を高めることが重要であると解説されました.

齋藤博之近畿地方整備局長(国土交通省)から,近畿地方整備局の取り組みに関する紹介がありました.橋梁やトンネルの調査・修繕や新技術の紹介,人材育成支援など幅広いテーマについて解説されました.

木村嘉富専務理事(橋梁調査会,内閣府SIPサブプログラムディレクター)から,未来社会Society5.0の実現に向けたSIPの取り組みに関する紹介がありました.新技術を用いた社会実装を目指すためには,技術と現場を繋ぐ大学や専門家の役割が重要であると解説されました

浅井敏彦技監(大阪府都市整備部)から,大阪府のこれまでの活動について紹介がありました.インフラ施設の高齢化や技術職員の不足といった課題を抱える中で,戦略的な維持管理を推進することや更新時期を平準化することの必要性について解説されました.

寺川孝建設局長(大阪市)から,大阪市下水道の劣化予測技術導入の経緯と今後の課題についての紹介がありました.より効率的な維持管理に向けて,データベースを根拠としたEBPMの取り組みの重要性について解説されました.

関谷毅教授(大阪大学)から,社会実装に向けた技術開発に関する紹介がありました.住民を主体とした社会基盤の設計と開発が重要であり,信頼される科学技術を育む重要性について解説されました.

大城壮司技術環境部長(西日本高速道路株式会社)から,大阪大学との共同研究の活動内容に関する紹介がありました.共同研究講座で得られた成果を当センターにも反映し,より広い形で社会基盤の維持管理に貢献する必要があると解説されました.

東山基専務執行役員(前田建設工業株式会社)から,大阪大学とインフロニアグループのこれまでの取り組みについて紹介がありました.インフラ運営における新たなモデル構築のための政策実験と効果検証を推進していく必要があると解説されました.

本シンポジウムでは多数の方々にご来場いただきました.
サステイナブル・インフラ研究センターは,社会基盤施設の維持管理と地域社会の発展に貢献できるよう,新技術の社会実装に積極的に取り組んでまいります.