当センターは、研究成果の社会実装を恒久的に実施することを目指します。
目的
高度経済成長期に建設されたインフラ群の団塊的な老朽化が進行しつつある中、インフラに対するマネジメント手法を用いて、国土、都市・地域社会の再生と発展に先導的な役割を果たします。
役割
基幹技術の社会実装を担います。具体的には1)適正技術開発と社会実装、2)本邦技術の国際展開、3)他分野・異分野連携、4)新学術分野創出を主導するシンクタンクです。特に1)の 役割に焦点を当て、大阪を中心とする関西圏の自治体などのインフラ管理者に対して、インフラ政策立案に資する分析や政策提言を行います。大阪大学以外には、SIP第3期課題に参画する京都大学や神戸大学との連携を強化するとともに、関西の研究拠点から、全国の、さらには東南アジア・アフリカ諸国への展開を目指します。研究内容は、学術 (科学)と実務 (政策)の有機的連携、すなわち科学が政策に貢献し、政策が科学の発展を促す、という好循環作用を創出します。これは学術成果の単なるローテク化ではなく、科学と政策をつなぐ適正技術の開発であり、適正技術のベストプラクティスとなり得る、さらに、当センターは工学研究科における地球総合工学専攻のブランディング、最先端研究拠点のスピンアウトの発展形、「地域に生き世界に伸びる」「いのちとくらしを守る」を体現する組織を目指します。
